最近話題の身代金型ウイルスとは?
コンピュータウィルスには様々な種類があります。
その中でも、代表的なのがトロイの木馬といったタイプのものでしょう。
ウイルスも時代とともに進化するものであり、現在では様々なウイルスが日夜開発されていると言っても過言ではありません。
近頃、猛威を振るっているウイルスの1つに、身代金型ウイルスと呼ばれるものがあります。
いわゆるランサムウェアと呼ばれるウイルスの俗称なのですが、パソコンを起動した直後にフリーズをし、ロックされたパソコンを解除するには送金しなさい、と言ったような英文のメッセージが表示されるのが一般的な症状ですね
ちなみに、電子マネーなどを利用して送金しろとある通りに、お金を支払ったとしても症状が回復する保証はありません。
このようにパソコンそのものを人質のように取られることから、身代金型ウイルスと呼ばれているのです。
OSのデータそのものを暗号化されてしまうなど、1度感染してしまうと復旧することは非常に難しく、多くの場合はOSを再度入れ直す初期化を行わないといけません。
海外では1990年代から感染が増えており、日本ですと2013年以降に感染が目立つようになってきています。
この身代金型ウイルスに感染するのは、特定のウェブサイトを閲覧することが原因だと考えられているのですが、はっきりとは解っていません。
マルウェアの1種であるので、セキュリティ対策ソフトを入れておくことで、ある程度は防ぐことができるでしょう。
ちなみに、世界で初めて作られたランサムウェアは、1989年にジョセフ・ポップという人が作ったAIDSというものだそうです。
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